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巴里花組&紐育星組ライブ2010レポート

  巴里花組&紐育星組ライブ2010レポート 如月紫水 2010/12/16 23:41:37
  第一幕その2 如月紫水 2010/12/16 23:42:42
  第一幕その3&幕間 如月紫水 2010/12/16 23:43:32
  第二幕その1 如月紫水 2010/12/16 23:45:12
Re: 巴里花組&紐育星組ライブ2010レポート [返事を書く]
第二幕その1

さぁ、二幕がはじまります!二幕のオープニングを飾るあの方のアナウンスでスタートです!

サニー「レディース&ジェントルメン!
    二幕の開演でーす!タオルの準備はいいですか〜?
    いきますよ〜!Try!」

♪Try

フルで歌いました!ちなみに、サニーさんの服装は金のジャケットの白タキシードです!やっぱり派手!!(笑)
ダンサーさん6人と大神さん、新次郎、武田さんを従えてタオルを振り回しながら歌う歌う。
ラスサビ前の間奏…掛け声が入るところでは上手から紐育、下手から巴里が全員タオル片手に乱入してきて一緒に振って「Try!Try!Try Try Try!」と叫びました!
お互いに舞台を横切り、それぞれ登場時とは逆側にはけ、盛り上がったテンションのまま最後までタオルをぶん回しました!

最後まで見事に歌いきったサニーさんたち!
男性陣三人が前に出ると同時に、さりげなくそれぞれのタオルを武田さんが回収していき紗幕がおりてきます。

大河「いや〜〜楽しかったですね〜!
   会場の皆さんと、一つになることができました!」

ニコニコと笑う新次郎に、大神さんとサニーさんは何かを確信したように拳を握ります。

大神「これだな!新しいショウの方向性だ。時代は、ライブだーー!」
サニー「そう!ライブ!生!リアルタイム!客席とステージの息遣い!!
    そしてライブと言えば当然、サプライズ!!」
大河「サプラーイズ!
   あ!じゃあ、あれやりましょうよ!シャッフル!」

そうですね、シャッフルは生ならではの企画ですものね!
新次郎のこの提案に、大神さんもサニーさんも頷いて乗ってきます。

大神「うん、いい考えだな。
   時にはライバルと手を組んでも、このライブで自分の魅力を存分に発揮できるかどうか!
   腕の見せ所だな!」
大河「え?勝負ってまだ続いているんですか?仲直りしたのに?」
サニー「大河くん…ライブを盛り上げるために、切磋琢磨は必要不可欠ですよ!」

どことなく納得いかないのか首をひねっていた大河ですが、サニーの言葉も一理あるかも…と考えたのかすぐに切り替えて次の提案へ。

大河「あ!じゃあ、さっそく組み合わせを決めましょう!」
大神「その必要はない」(え?っと首をかしげる大河)
サニー「そう、通じ合うものは自然と惹かれあうのです!」

ドきっぱりと言い切った二人が堂々と上手へ去って行ってしまうので、一人飲みこみきれてない大河が残されてしまいます。

大河「(腕を組んで)っていうことは…似た者同士が組むってことですか?
   似てる人なんていましたっけー!?」

そう叫びながら二人の後を追って上手へ去ると、紗幕が上がり下手からあるペアが…
ここでの舞台セットは、かなり豪華でした!シャノワールのステージを意識したような飾りで、大階段もあったんです!
よって、舞台奥がかなり高くなっていたので、階段以外の部分の段差に巴里の街並みがシルエットで描かれていたのが個人的には良いなと思いました。

リカ「いいか?悪いヤツを見つけたら
   バサッ(マントを広げて)パッ(右の銃を抜き)パッ(左の銃を抜き)
   (銃を構えて)バキューン!!だぞ!」
エリカ「ええと…バサッ、パッ、パッで、バキューン!ですね!」

たどたどしくリカと同じ動きをするエリカ!
ちなみに、リカのマントは自前ですがエリカはこのために薄いマントを作ったようです!
銃も、エリカの十字型の機関銃ではなく、おもちゃの銀の銃を腰に付けたホルスターから取り出していました。完全にリカにスタイルを合わせています。

エリカ「でもエリカ、全然思い通りに撃てないんですよね〜…」
リカ「じゃあ、リカと一緒に練習するか?」
エリカ「はい!お願いします!」
リカ「よーし、いっくぞ〜〜!!」
二人「バウンティーハンター、エリカ!リカ〜〜!」

♪バウンティーハンター・リカ

なんか、すっごい似合う!!!(笑)
このバキューンペアかわいいです!基本的に上手でリカ、下手でエリカが歌います。

リカ「♪バウンティハンター! 金色の銃で撃つのは(金の銃を抜いて構える)
    他人(ひと)を傷つけるヤツ」
エリカ「♪賞金稼ぎ! 銀色の銃で撃つのは(銀の銃を抜いて構える)
     嘘ついて騙すヤツ」
リカ「♪ごはんのために 銃を撃つ どんな標的も ヒュー 打ち抜くぞ」
二人「♪ばきゅーん! とりあえず 撃っとく!
    ばきゅーん! 銃の腕は すごい!」
エリカ「♪行け行けリカ」
リカ「♪撃て撃てエリカ」
二人「♪野生に生きる」

リカ「♪悲しくたって 涙は見せない わたしは ひとりで やってきた」

二人「♪ばきゅーん! とりあえず 撃っとく!
    ばきゅーん! 銃の腕は すごい!」
エリカ「♪行け行けリカ」
リカ「♪撃て撃てエリカ!」
二人「♪自由に生きる」

「♪ばきゅーん!」の時のポーズがわかりやすい言い方をしてしまえばグ○コのポーズに近くて、そのあと手ピストルで撃ちまくるのが可愛いです。
あと「♪悲しくたって〜」でエリカがリカを見つめて“そんなこと言わないでください、一人じゃないですよ”と言わんばかりに優しい表情をしていたのが好きです。
舞台中央で二人揃ってポーズを決めたところで、下着姿の武田が「おーっとっと、おーっとっと」と言いながら舞台奥の下手壇上から登場してきたのを見て、リカが思いっきり指を指します!

リカ「あー!悪いヤツ発見!!悪いヤツは、とりあえず撃っとく!!
   バキューン!バキューン!!」

リカが先ほどのレクチャー通り銃を抜いて撃つのですが…一発、二発と武田は弾を避け、三発目は命中したのですが……その銃弾をなんと手でつかみ捨てました!!
武田さん、いつからそんな超人に!?(笑)
うっそぉーー!!と驚くリカとエリカでしたが、ここでエリカも行動するのですが…

エリカ「よーし、エリカも撃っちゃおうっと!!
    バサッ、パッ…パッ…ばきゅん!ばきゅん!!」
武田「どこ撃ってんだよ」

はい、勢い余って回りすぎてしまい客席に向けて撃ってました(笑)

リカ「む〜〜〜!!!待てーーー!」

撃ちとれなかったのが悔しいのか、リカは銃を構えたまま武田のもとへ猛ダッシュ!
上手へ逃げる武田をそのままエリカを置いて追いかけてしまいます。

エリカ「あ!リカさ〜〜ん!待ってくださーい!」

慌ててエリカもリカを追うために壇上に上がりますが…

シゾー「撃て撃て、撃〜て♪撃て撃て、撃〜て♪」

下手からの新たな敵に振りむきます(笑)

エリカ「今、撃ってって言いましたよね?」
シゾー「言ってないピョン!」
エリカ「えい!ばきゅん!ばきゅん!!」
シゾー「カキーン!カキーン!ふっふっふっ…そんなおもちゃのピストルなんかで、オレ様のハサミに勝てるわけないピョン!」
エリカ「むむむむ〜〜!!ばきゅん!!」

ハサミで弾を弾き返すふりをするシゾーに悔しそうに唸るエリカ。
でも、なぜか最後の一発だけは…口ばきゅんではなく、本当に銃声が!!

シゾー「ほ、ホントに撃てるピョンか〜!?」

それにビビったのか、シゾーは下手へすたこらと退散。
エリカも、本当に撃てたことにちょっと戸惑っているようでしたがふっと銃口を吹いて、下手へ去って行きました(笑)
そして、それと入れ違いに舞台には下手からグリシーヌとダイアナが現れます。

グリシーヌ「(怪訝そうに眉をひそめて)…今、銃声が聞こえなかったか?」
ダイアナ「(首を傾げながら)小鳥の囀りと、枝を揺らす風の音しか聞こえませんけど…」
グリシーヌ「……そうだな。合同ライブで銃声など聞こえるはずもないな」
ダイアナ「そうですよ、そんな物騒なことありえませんよ」
グリシーヌ「はっはっはっはっは……」
ダイアナ「うふふふふふふ…」

おお、意外なお嬢様コンビと言うところでしょうか。
結局銃声を気のせい、と片付けた二人はそれぞれ笑い声を上げています。
…けど、舞台だからこそ、銃声がつきものだと思うのは過去のショウの影響でしょうか?(笑)

グリシーヌ「それにしても…心地よい風だ」
ダイアナ「空気も澄んでいて、お散歩日和ですね」
グリシーヌ「こんな時…」
二人「あの人が隣にいてくれたら……」

お互いに遠くを見つめながら自分の世界へ。
違う、お嬢様じゃない…このペアは恋に恋する乙女なペアだ…!(笑)

♪恋の歌

そしてこのペアはデュエットではなくそれぞれがそれぞれの歌を歌いました。
各時一番とラスサビのみ。
一人が歌っているときは、もう一人は階段の上に座ってそれを聞いている、という演出で、青いシフォンワンピースを着た2人のダンサーさんが歌に華を添えていました。

♪ある日青空を見上げて

グリシーヌの時のダンサーさんたちは風をイメージしたのか布を手に踊っていましたがダイアナの歌の時は麦わら帽子にピンクと白のバラの花束を手に踊っていました。
曲の雰囲気に合わせたセレクトなのでしょうね。
ダイアナの曲が終わると同時に、それぞれダンサーさんに手を取られダイアナが下手、グリシーヌが上手側でそれぞれ遠くを見つめたままポーズをとり…歌に合わせて落ちていた照明が明るくなるとそれぞれ妄想が声に出だします(笑)

グリシーヌ「隊長……グリシーヌ…」
ダイアナ「大河さん……ダイアナさん…」

あ、お互いの名前のところは声を低くして隊長っぽくしています(笑)
そして、その後ろ…壇上上手からひょっこり登場した掃除服のジェミニが向かいからやってきたステージ衣装のコクリコに手を振って、舞台中央で合流したところで夢見ている二人に気づき、コクリコがジェミニに耳打ち。
ニヤリと笑った二人は思いっきり声を低くして…

コクリコ「…グリシーヌ」
グリシーヌ「なんだ?」
ジェミニ「…ダ、ダイアナさ〜ん」
ダイアナ「はい、大河さん!…!!?!!?
     きゃーー!!グ、グリシーヌさん!」

満面の笑顔で振り返ったダイアナの視線の先にいたのは、新次郎ではなく笑顔で手を振るコクリコとジェミニ!!!
思わず叫び声をあげてしまったダイアナは慌ててグリシーヌの名前呼び、それがグリシーヌにとっても引き金となって二人で軽くパニック状態に(笑)
イタズラが成功した二人は階段を下り、ニヤニヤを隠さずにジェミニがグリシーヌの顔を、コクリコがダイアナの顔を覗き込んできます。

グリシーヌ「ジェ、ジェミニにコクリコではないか!ど、どうかしたのか?」
ジェミニ「どうしたの〜二人とも、そんなに慌ててぇ〜」
グリシーヌ「な、何でもないぞ!なぁダイアナ!」
ダイアナ「は、はい!」
コクリコ「ねぇ、ボクたち今から料理を作るんだけど、よかったら二人もどう?」

ちょっと…いえ、かなりわざとらしくごまかす二人ですが、ここがコクリコとジェミニの良い所ですね。
あまり深くつっこまずこれからジェミニとやろうとしていたことを伝えて誘うのですが、これが好機!と思ったのかグリシーヌが一歩前に出ます。

グリシーヌ「それは良い考えだ。では、料理ができたら呼んでくれ。
      行こうか、ダイアナ」
ダイアナ「はい。グリシーヌさん」
グリシーヌ「はっはっはっはっは……」
ダイアナ「うふふふふふふ…」

さりげなく差し出した腕にダイアナが自身のそれを絡めて、二人仲良く笑い声を上げながら上手へ去って行きました(笑)
それを最後まで見送ったコクリコが一言。

コクリコ「…なんか、意外といいコンビだね、あの二人」
ジェミニ「うん。よーし、ボクたちも負けてられないね!」
コクリコ「よーし!じゃあ、いこっか!
     (上手へ移動し)ボクと!」
ジェミニ「(下手へ移動し)ボクの!」
二人「クッキングマジックショウ〜!」

♪魔法のように

おおお、こちらもかわいらしいコンビですね!
ですが、この曲はダンサーさんの衣装に注目です!なんと過去の歌謡ショウの衣装を引っ張ってきてるのです!
歌詞に合わせてのチョイスだと思うのですが上手から「新宝島」のオウム(菊ちゃんがやったヤコペッティホーヘンバードジュニア、ですね)「海神別荘」から赤鮫クン
「新西遊記」から猪八戒(さくらさんが着たピンクの衣装です)あと「アラビアのバラ」でのかえでさんの妄想衣装であるバナナ(笑)
いや、そろうものなのですね…なんてバラエティに富んだ衣装!!(笑)

二人「♪鶏肉 豚肉 魚に ヌードル
    おいしい料理の決め手は スパイス
    スキップしちゃう キッチンミュージカル
    踊る 鮮やかな腕 魔法のように」

コクリコ「♪春はときめきの香り お口の中に 広がる 恋の予感」
ジェミニ「♪新しい風が吹いて ヌーベルシノワ 花咲く 恋の予感」
コクリコ「♪世界をまるごと どうぞ」
ジェミニ「♪あなたの喜ぶ 笑顔」
コクリコ「♪心はずむ」
ジェミニ「♪夢がはずむ」
二人「♪お皿をはさんで見つめる 幸せでしょ ふたり」

二人「♪鶏肉 豚肉 魚に ヌードル
    おいしい料理の決め手は スパイス
    スキップしちゃう キッチンミュージカル
    踊る 鮮やかな腕 魔法のように」

振付は基本的に前回のコクリコの歌と同じですが、ジェミニが一番最初ダンサーさんに挟まれて踊っているのがかわいかったです。
ラスサビ部分ではなぜか階段上の上手から「新愛ゆえに」の紅蘭妄想衣装であるケーキのきぐるみを着た武田が登場!(笑)
とことん食べ物つながりのチョイスですね。やる気無さそうにステージに下りてきますが、下りてきたと同時にコクリコに軽くスカートめくりされて、すぐにまた階段の上に戻り、そのまま下手へ去って行きました(笑)
出オチというやつでしょうか?(爆)
最後はコクリコのマジックにより花がたくさん咲き誇り、それを挟んで二人で声をそろえて…

二人「でっきあっがり〜♪」

かわいらしくポーズを取ったところでダンサーさんたちは賑やかに退場。
そして、残った二人はコクリコが取り出したピンクのハンカチに出した花をせっせと詰めて回収していきます(笑)
そこへ、下手からサジータとロベリアがやってきました。

サジータ「なんか、うまそうな匂いがするね」
ジェミニ「(回収を終えて立ちあがり)あ!サジータさんにロベリアさん!今ね、ちょうど出来上がったんだよ!」
サジータ「へぇ、何作ってたんだい?」
ジェミニ「えっとねぇ(コクリコが持つハンカチから花を一つ掴んでサジータの手に乗せる)ステキなステーキに…」
サジータ「(怪訝そうに眉をひそめて)ダジャレ?」
ジェミニ「カレイなカレーに〜
     和風のワッフル!なんちて、なんちて〜!」

きゃっきゃと笑い合うジェミニとコクリコに対して、サジータとロベリアはとっても反応に困っていてロベリアが「…これ、笑うところか?」と尋ねますが
サジータさんも「わからない…」としか答えられませんでした(笑)
コクリコが「ねぇねぇ、よかった二人も一緒に食べようよ!」と誘うのですが、これには二人とも首を振ります。
ここでさりげなくサジータが受け取ってしまった花をハンカチに戻しておきます。

ロベリア「(上手へ移動しながら)せっかくだが、アタシたちはこれから大人の時間を楽しむ予定でね」
コクリコ「大人の時間?あ!またお酒飲むんでしょ〜〜やるぅ〜」

冷やかすコクリコに、ジェミニも乗りますが、これを二人はそれこそ華麗にスルーして話を進めます。

サジータ「まぁね。酒を飲まないと、語れない話もあるってことさ」
ジェミニ「(下手へ移動しながら)お酒を飲まないと語れない話って…どんな話?」
ロベリア「野暮な事聞くんじゃないよ。決まってるだろ」
サジータ・ロベリア「(舞台中央で背中合わせになり)にくいアイツの話さ」
ジェミニ・コクリコ「…にくあつ?」

いや、二人ともそれ違う(笑)
ですがその呟くも放置で曲が流れだしたのであわただしくジェミニとコクリコはそれぞれはけていき、
サジータが上手へ、ロベリアが下手へ走り込んでいったかと思うと………なんとそれぞれ新次郎と大神さんを連れてきてるではないですか!!!

♪マイボーイ

舞台の中央、階段の下に白いイスが二つ並べられていたのですが、正直隊長たちの登場に動転してしまい、いつどのタイミングで現れたのか覚えてません(爆)
まさか隊長を目の前にしてこの曲を歌うと思っていなかったので…!!
一番をロベリア、二番をサジータが歌ったのですがサビの「♪マイボーイ NONONO」の部分だけは後追い部分がそれぞれ別々に歌っていました。

メインで歌っているときは手前のイスに相手を座らせて、歌わないペアは階段の上で座っていたのですがこれがまた対照的で!
ロベリアと大神さんはロベリアが積極的に攻めて行っているのですが大神さんはとにかく硬い表情で揺るがないように気を張っている様子なのに対し
サジータと新次郎は…なんというか仲良しです(笑)
一番の最中は仲良さそうに話しているようですし、立ち位置交換である間奏部分では新次郎と腕を組み、客席に向かって「あたしの!あたしの!」と指さして主張してみたり。
二番を歌いながら、サジータは新次郎にちょいちょい指先が触れていました。中でも顎を指先で軽くかすめたのは、反則だと思います。<個人的にツボすぎた
ちなみに、新次郎は基本的にずっと困り顔(笑)

サジータ「♪マイボーイ NONONO」
ロベリア「♪マイボーイ NONONO」
二人「♪目と目がぶつかると 胸がドキドキドキ
    ときめき 少女のように」

ラスサビでは上手側のイスに新次郎を座らせて、下手側のイスに大神さんを座らせて、二人ともそれぞれの想い人の前で歌いあげます。

サジータ「♪せつない気持ち マイボーイ」
ロベリア「♪壊れそうなの マイボーイ」
サジータ「♪あんたがいると マイボーイ」
ロベリア「♪アタシじゃないの マイボーイ」
ロベリア「NONO!」
サジータ「NONO!」

最後の「NONO」が二人とも色っぽいです!
そこでようやく隊長達はちょっと逃げ出そうとしますが…まぁ、無駄な抵抗ですよね。
すぐに腕を掴まれてそれぞれ上手と下手でポーズをとるのですが大神さんに背中から軽く抱きつくロベリア(サフィール風味)と新次郎に正面から軽く抱きつくサジータとここでもそれぞれ違いが出てて面白いです。

ロベリア「隊長」
サジータ「新次郎」(それぞれ肩を押してイスに再び座らせる)
ロベリア「今日こそハッキリさせてもらうよ」
サジータ「あんた、誰を一番に選ぶんだい?」

そして、そのまま尋問タイムの始まりか!?と思った瞬間響く凛とした声!!

花火「そこまでです!!」

咄嗟に両手を広げて両隊長を囲むようにした二人があたりを警戒していると、下手から花火、上手から昴さんがなんと着物を着て登場!!
花火が藍色、昴が赤紫色の着物です。

昴「力ずくでは、本当のことなど聞き出せやしない」
花火「殿方のお気持ちは、言葉が無くとも感じ取る。
   そして、自分の気持ちもそう易々とは口にしない。それが!」
花火・昴「大和撫子!」

声と動きをそろえて決める二人!!
すごく様になっています!

花火「そして、そんな奥ゆかしい大和撫子に、殿方は惹かれるものなのです…!」

本当に、花火さんはさりげなくもしっかりと主張をするようになりましたね(笑)

ロベリア「…おい、花火」
花火「はっ……わ、私はただ、大神さんが困っている様子でしたので、つい……」

そんな花火にロベリアが声をかけると、いつもの様子で恥じらいますが
なんだか花火さんはこの感じで定着しそうですね(笑)
そして、もう一方…ハッキリと「大和撫子」と言った人に対してサジータが疑問を投げかけます。

サジータ「おい、昴。あんた……ナデシコでいいのかい?」
昴「…本意ではないが、成り行き上、いたしかたなく」

あ、やっぱり流れの都合ですか(笑)
サジータさんが聞いた瞬間、新次郎も頷いているのがなんだかおかしかったです。
さて、そんなやりとりが一段落したところで、ロベリアがニヤリと笑って大人の余裕を見せつけます。

ロベリア「まぁ、いいさ。
     それじゃあ、そのヤマトナデシコさんとやらが隊長の本音を聞き出せるか、お手並み拝見と行こうか?」
花火「…はい。では、僭越ながら」
昴「お相手を」

サジータもそれに倣って新次郎のそばから離れたので、頷いた二人が動き出すとともに曲の前奏が入ります。(サジータ、ロベリアがそれぞれはけるときに、イスも一緒に回収)
11日の昼に、ロベリアがヤマトナデシコをちょっと噛んで「ナマト」と言ってしまい、言いなおししてました(笑)

♪はじめてのことなのに

そして、入れ違いで隊長達のそばへ行く花火と昴。
この曲は一番のみでしたね。
去ろうとする二人の正面に立ち、一歩進むごとに、大神さんと新次郎を一歩ずつ後退させていき、舞台中央で二人の背がぶつかると同時に曲が始まり、一緒に踊ることに(笑)

花火「♪はじめての ことなのに みんな知ってる
    手に手をそえて 習わなくても みんな知っている」
昴「♪恥じらいが 可愛くて ぽぉっとなります
   あなたの気持ち 手に取るように すべて伝わる」
花火「♪夢に見た 初恋 これがその ときなの
    ふわふわからだが 動いて しまうのはなぜ?」
昴「♪不思議でしょ 不思議でしょ 不思議なの 不思議なの
   これが恋 恋ですか ああどうしましょう」

歌いだしの花火が歌っているとき、昴と新次郎は上手の奥でさりげなく昴が新次郎の身だしなみを整えたり、新次郎が昴の着物を褒めたりしててやっぱり仲良し。
大神さんも、ロベリアの時ほど気を張ってないのか、花火が手招きをするとその招かれるまま肩を貸したり一緒に踊ったりしていました。その花火さんの手まねきが以外と有無を言わさない力強さがあったのですが(笑)

二人「♪はじめての ことなのに みんな知ってる
    手に手をそえて 習わなくても みんな知っている」

最後は冒頭と同じように逃げようとする二人を捕まえて、昴と新次郎が上手、花火と大神さんが下手でポーズ。
ポーズは二組とも背中から寄り添う…というものなのですが結構ぴったり寄り添う花火に対し、昴さんは手を添えるだけ、と微妙な距離があいていました。でもその微妙な距離感が性別:昴らしさなのかな、と思いました。

花火「それでは大神さん。
   あちらでゆっくりと、お話をお聞かせくださいませ」
昴「大河……君もだ」

そして、ここの声音は二人とも有無を言わさない(笑)
やや返答に困った様子の大神さん、明らかに困り顔の新次郎をそれぞれ押して舞台から去ると、入れ違いに階段の上から下手からメルに押されたコクリコ、シーに押されたリカが登場してきたのですが…
ここで注目すべきなのはメルとシーの衣装でしょう!!
なんといつものメイド服ではなく「サクラ3」で着たデート服なのです!!!
さりげなく登場した新衣装に目はくぎ付けです!!

コクリコ「ねぇ、なーに〜〜…ボクこれからご飯食べるんだけど」
メル「(ぺこりと頭を下げる)すみません、少しの間お付き合いください」
コクリコ「もう、ベロさんにやらせればいいじゃない〜」

コクリコの発言に、あからさまに不満そうな声を漏らすメルとシー
どうやら、武田じゃ勤まらない内容みたいですね。

リカ「なぁ、ホントに美味しいお菓子くれるのか?」
シー「はい!一曲お付き合いいただければ、シー特製のショコラケーキを御馳走しちゃいますよぉ〜」
リカ「ホントか!?約束だぞ!!で、何やるんだ?」

うっひょ〜〜!!と食べ物につられて階段を駆け降りた二人がはしゃぎながら尋ねると、ゆっくり階段を降りながらメルとシーが説明を始めます。

シー「せっかくのライブなので、チャレンジ枠を貰っちゃいました〜!」
コクリコ「チャレンジ枠?」
メル「はい!新しい魅力の発見です」
シー「普段はかわいらしいコクリコさんと、無邪気なリカさんの、大人の一面を見せちゃいましょう!」

その内容に、二人とも「ええ〜〜!!?無理無理ムリー〜〜!!」と大きく首と手を振って否定しますが
メルとシーも今回ばかりは聞き入れません。

メル「大丈夫ですよ、私達がリードしますから」
コクリコ「なおさら無理だよ〜!」

コクリコ、それどういう意味?(笑)

シー「コクリコさんも、リカさんも、う〜〜んと大人っぽく歌ってくださいね〜!」
メル「それでは行きますよ!「ミステリアス」!」

問答無用で前奏が流れだし、曲の準備に入ったメルとシーに対して、リカとコクリコは「どうしよう?どうしよう!」と言っていたのですが「やっちゃう?やってみる?やっちゃおうかー!」と割りと潔く腹をくくって舞台袖に行った二人に倣って舞台袖へ。

♪ミステリアス

一番とラスサビのみ。
袖から引きずってきた茶色のイスをそれぞれダンスの一部として使い足をかけたり、座って足を組んだりと、普段なら無い振付が随所にありました。
基本はメルとシーのパートそのままなのですが、サビの「♪仕事も家庭も」がコクリコ、「♪悩みや悲しみ」をリカが歌い
そのあとは4人で歌いました。

四人「♪あーあ 今夜だけは はめを はずしなさい
    巴里があなたを 大好きだわ」
メル「♪アドベンチャー」
シー「♪アドベンチャー」
四人「♪too you」

特にイスの上に足を乗せた上で足チラ(まぁ、本当に気持ち程度なのですが)をするリカと、投げキッスをするコクリコは貴重かと!!
メルとシーも、いつもより大人っぽい表情でした!
が、歌い終わった途端、リカは舞台の奥でこそばゆく跳ね跳び、コクリコは舞台の前面に出てしゃがみこんでしまいました(笑)

コクリコ「うわぁぁぁ〜〜やっぱり恥ずかしいよぉぉ〜〜」
メル「そんなことないですよ、とっても素敵でしたよ!」
リカ「なぁなぁリカは?リカは?!“みすてりあす”だったか!?」
シー「はい〜!リカさんもコクリコさんも、将来きっと、セクシーで素敵な大人の女性になりますぅ〜!」

シーの褒め言葉にやったぁ!と無邪気にリカが喜んでいると、どこからともなく色気あふれる声が!!


つづく
如月紫水 <rxqkycrwxn> 2010/12/16 23:45:12 [ノートメニュー]
  第二幕その2 如月紫水 2010/12/16 23:47:09
  第二幕その3 如月紫水 2010/12/16 23:47:27
  千穐楽サプライズ集 如月紫水 2010/12/16 23:48:05
  │└トークライブ2010のダイジェスト 如月紫水 2010/12/16 23:49:45
  ありがとうございます 銀次郎@桐島家 2010/12/18 22:36:50
  │└土曜の夜のあれは 如月紫水 2010/12/21 00:04:59
  \待ってました!/ フェル 2010/12/22 19:02:52
   └待っていてくれてありがとう! 如月紫水 2010/12/23 23:57:25

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